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No.33 忠犬ハチ公

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忠犬ハチ公
大正12年11月に現在の大館市で生を受けた秋田犬が、上野教授のもとへ送られ、「ハチ」と名付けられました。「ハチ」は、毎日、渋谷駅まで上野教授を送り迎えしていましたが、ある日、いつものように出勤した教授が、大学の講義中に倒れて急逝してしまいました。しかし、「ハチ」は、来る日も来る日も渋谷駅で上野教授を待ち続け、その姿が新聞で紹介され多くの方々の共感を呼び「忠犬ハチ公」として、渋谷駅に銅像が建設されるに至りました。「ハチ」は、昭和10年に上野教授のもとに旅立ち、現在は上野教授と一緒に眠りについています。

Hachiko the Loyal Dog

Hachiko was a Japanese Akita born in November 1923 in what is now Odate City. He was later given to Professor Hidesaburo Ueno, who named him Hachi (the -ko in Hachiko is an affectionate suffix). The dog would go to Shibuya Station every day to send his master off to work and greet him upon his return. However, one day Ueno left for work and never came back, for he had collapsed and passed away suddenly during a class lecture. Hachiko continued to wait in front of the station every day, and he attracted widespread public attention after being featured in the newspaper. Everyone loved the canine, referring to him as “Hachiko the loyal dog,” and a bronze statue was later erected at Shibuya Station in his honor. Hachiko passed away in 1935 and was buried alongside his master.

忠犬八公
1923年11月一条秋田犬出生于现在的大馆市,它被送给上野教授,被取名为“八公”。八公每天都到涩谷站接送上野教授。有一天,照常上班的教授在大学上课时突然倒地去世了。可是,八公依然天天都到涩谷站继续等待上野教授,报纸介绍了这件轶闻,引起许多人的共鸣,于是人们在涩谷站树立了一座“忠犬八公”的铜像。1935年八公去世,回到上野教授身边,陪伴着主人安然长眠。

忠犬八公
1923年11月,一隻秋田犬於現在的大館市誕生了。牠被送到上野教授的身邊,並且被取名為「小八」。「小八」每天都會到澀谷站接送上野教授上下班。但在某日,一如往常出門上班的教授在大學授課中倒地不起,旋即驟逝。然而,「小八」卻依然日復一日地在澀谷站等待上野教授歸來。這忠誠的模樣被媒體所報導,讓許多人深受感動,後來還在澀谷站為牠建立了「忠犬八公」的銅像。而「小八」最後在1935年出發前往上野教授的身邊,現在已與主人一同永眠。

ฮาจิโกสุนัขผู้ซื่อสัตย์
สุนัขพันธุ์อากิตะซึ่งเกิดเมื่อเดือน พ.ย. ปี 1923 ที่เมืองโอดาเตะในปัจจุบันนั้นได้ถูกส่งไปให้กับศาสตราจารย์อุเอโนะเเละมีชื่อว่า “ฮาจิ” ทุกวันฮาจิจะไปรอรับศาสตราจารย์อุเอโนะที่สถานีชิบูยะ เเต่อยู่มาวันหนึ่งศาสตราจารย์ที่ออกไปทำงานเหมือนทุกครั้งกลับเสียชีวิตลงอย่างกะทันหันหลังจากหมดสติในระหว่างการบรรยายที่มหาวิทยาลัย ทว่า “ฮาจิ” ก็ยังคงมารอศาสตราจารย์อุเอโนะที่สถานีชิบูยะวันเเล้ววันเล่า จนเรื่องของฮาจิถูกเขียนลงในหนังสือพิมพ์จึงทำให้ผู้คนมากมายได้ทราบเรื่องดังกล่าวและเกิดความรู้สึกไปในทางเดียวกัน รวมถึงมีการสร้างรูปหล่อทองเเดงของฮาจิไว้ที่สถานีชิบูยะในฐานะ “ฮาจิโกสุนัขผู้ซื่อสัตย์” อีกด้วย และในปี 1935 “ฮาจิ” ก็ได้จากไปหาศาสตราจารย์อุเอโนะ ซึ่งปัจจุบันฮาจิได้หลับใหลอยู่เคียงข้างศาสตราจารย์อุเอโนะแล้วนั่นเอง

충견 하치
1923년 11월 아키타현 오다테시에서 태어나 우에노 교수의 반려견이 된 ‘하치’. ‘하치’는 매일 시부야역까지 우에노 교수를 배웅하고 마중하고 있었는데 어느 날 대학에서 강의 중이던 우에노 교수가 갑자기 쓰러져 숨을 거두고 맙니다. 하지만 ‘하치’는 하루도 빠짐없이 시부야역에서 우에노 교수를 기다렸습니다. 그러한 ‘하치’의 모습이 신문에 소개되면서 많은 이들의 공감을 불러 모았고 훗날 시부야역에 ‘충견 하치’ 동상이 만들어지게 되었습니다. 1935년에 세상을 떠난 ‘하치’는 현재 아오야마 묘원에서 우에노 교수와 함께 잠들어 있습니다.


日本語詳細
忠犬ハチ公
忠犬ハチ公は、牡の秋田犬で、大正12年11月、大館市大子内(おおしない)の斎藤義一宅で、父:大子内山号、母:胡麻号の間に生まれました。
ちょうどそのころ、東京帝国大学農学部教授・上野英三郎博士が、純系の日本犬を捜していました。それを聞いた博士の教え子の世間瀬千代松氏は、部下・栗田礼蔵氏の知り合いの斎藤宅から子犬をもらうことを思い付いたのです。大正13年1月14日、こうして生後50日前後の幼犬が上野博士のもとへ送られました。幼犬は、博士と共に食事をするほど可愛がられ、「ハチ」と名付けられました。
やがてハチは立派な秋田犬に成長し、博士の送り迎えもするようになり、ハチと博士の間に強い絆が結ばれました。
しかし、大正14年5月21日、いつものようにハチに送られて出勤した博士は大学の教授会において講演中、脳溢血に倒れ急逝。通夜・葬儀の間、ハチは食事を与えても口にせず、その状態はしばらく続いたといいます。
博士の没後、浅草に引っ越した後も、夜、8キロ離れた渋谷方面に走って行くハチの姿がたびたび見られました。そんな状況が1年も続いたため、ハチの心情を想って顔なじみの代々木の植木職人・小林菊三郎宅に預けられることになりました。
しかし、夕食を終えると小林宅から700m~800mの上野邸あたりをうろつき、その後渋谷駅の改札口前にじっと座ります。暑い日も、雨の日も、雪の日もハチは改札口前に座り続けました。
ハチは、人間や仔犬に対しては決して牙を向けたり吠えたりしませんでしたが、一度だけ、ほかの犬に咬みつかれたことがあり、それ以降左耳が垂れてしまいました。
このようなハチの姿に、いつしか多くの人々が同情を寄せるようになり、次第に弱りはじめたハチを気遣い渋谷駅の職員も面倒を見るようになりました。
昭和10年、ハチは海外にも紹介されたり、映画になったりと有名になっていましたが、フィラリアにより3月5日、容態が急変、その3日後の3月8日、ハチは駅から離れ、孤独に13年(人間にすると90歳)の一生を終えました。
ハチは、青山墓地の上野博士とともに眠っています。

昭和8年
11月3日
東京上野公園で開催された犬の展覧会(日本犬保存会主催)で人気者となる。
昭和9年
正月
「忠犬ハチ公銅像建設趣意書」が作成され、全国各地より募金が寄せられる。
昭和9年
4月21日
渋谷駅に銅像が完成。上野博士未亡人を始め各界の名士が参加し除幕式が行われた。
ハチ公もこれに参加。
昭和9年
3月
尋常小学校の修身教科書二巻に「恩ヲ忘レルナ」と題してハチ公の物語が掲載される。
昭和10年
3月8日
フィラリアで死亡。渋谷駅近くの路地で発見される。
東京帝大農学部で解剖され、毛皮は剥製にされ上野科学博物館に保存。
青山墓地の上野博士の傍らに葬られた。
昭和10年
7月8日
大館市の大館駅前に忠犬ハチ公の銅像が建設され除幕式が行われる。
昭和19年 大館市の大館駅前に忠犬ハチ公の銅像が建設され除幕式が行われる。
昭和20年 昭和16年からの太平洋戦争により金属類回収令が公布され、渋谷のハチ公銅像が供出される。
昭和23年 ハチ公銅像再建委員会が結成され、募金により渋谷駅前にハチ公銅像が再建される。
昭和39年
5月
大館駅前に、ハチ公の若い頃の姿を中心とした「秋田犬群像」が建設される。
昭和62年
11月14日
大館駅前にハチ公銅像が再建され、除幕式が行われる。

忠犬ハチ公像は、JR大館駅前(左の写真)から2018年12月7日に秋田犬の里(右の写真)へ引っ越しました。

忠犬ハチ公
忠犬ハチ公
忠犬ハチ公
忠犬ハチ公